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知っておくべき!空き家の水道と電気について解説します


空き家を所有すると、それなりに維持管理費がかかります。住んでもいない家にあまりお金をかけたくないので、節約できる分は節約したいものです。では、空き家に水道と電気は必要なのでしょうか。

必要なければ契約を解除すれば、その分だけ維持費がかからずに済みます。ここでは、空き家に水道と電気が必要かどうかについて見てみましょう。

□空き家に水道と電気は必要か

空き家にはできるだけお金をかけたくないので、水道と電気の契約も解除したいところですが、あまりおすすめしません。空き家は、定期的に訪れて窓を開けて空気を入れ替え、部屋を掃除するなどの管理が必要です。しかし、水道が使えないと水も飲めず食事も作れません。

もちろん風呂にも入れずトイレも使えないため、遠方から訪れる場合には不便です。空き家には頻繁には行けないので、訪れたら必ず部屋の中を拭き掃除する必要がありますが、水が出ないと雑巾も使えません。また、家の水道は定期的に通水作業を行う必要があります。

通水作業とは蛇口を開けて水を流し、水道管内に溜まった澱んだ水道水を流してきれいにすることです。もし将来この空き家を使うつもりなら、通水作業は定期的に行ったほうがいいでしょう。水道と同様に、電気がないと宿泊するのは難しいです。

夜は真っ暗ですし、給湯設備が使えないので風呂にも入れず、暖房も冷房も使えません。下水道設備のかわりに浄化槽が設置されている場合は、電気が来ていないとファンが回せないために、浄化槽が使えなくなります。

このほか、掃除機が使えないので十分な清掃ができないとか、テレビも見れないなどの不便さがあります。このように考えると、空き家であっても、水道と電気の契約は解除すべきではありません。

□水道と電気を契約した場合の問題

ただし、水道と電気を契約しておくと、別の問題が発生する可能性があります。水道を契約したままだと漏水の可能性があり、通電したままだと漏電の心配があります。そのため、空き家から帰る際は水道の元栓を締め、電気のブレーカーを落とすことを徹底しましょう。

このように、空き家を放置するとさまざまな懸念事項が出てきます。そのため、空き家には数カ月に1度くらいは訪れるようにしたいものです。

□まとめ

空き家の維持費を抑えるために、できれば水道と電気の契約を解除したいところですが、水道が使えないと掃除もできず、風呂にも入れません。また、通電していないと、掃除機や給湯器が使えないといった問題も発生します。

これでは、定期的に空き家を訪れて管理することが困難です。空き家の管理のためには水道と電気を契約したままにして、安全のために水道の元栓を締め、電気のブレーカーを落とすようにしましょう。

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