空き家をお持ちの方へ!空き家の維持費って一体どのくらい?
突然空き家を相続して、管理するのに戸惑っている人も多いでしょう。空き家が近ければ簡単に管理できますが、遠くにあると定期的に管理するのは困難です。そのため、管理しきれない空き家が全国に放置されたり、維持する場合はお金がかかるなど大きな社会問題になっています。では空き家の維持費は、何がどのくらいかかるのでしょうか。
□空き家の維持費の内訳
空き家の維持費の内訳として、固定資産税と都市計画税があります。固定資産税とは、土地と建物の固定資産税評価額の1.4%が課税されるもので、都市計画税は自治体によって税率が違いますが、固定資産税評価額の0.3%まで課税されるものです。
また定期的に空き家を訪れて掃除するために、水道と電気を通しておく必要があるので、その費用もかかるでしょう。また、万が一に備えて、火災保険と地震保険にも入っておかなければなりません。空き家は放火されやすいため、もし近隣に類焼すると損害賠償を請求される可能性があります。
老朽化した空き家が地震で倒壊して、隣家を破損するおそれもありますので空き家を所有すると、こういった場合の備えも必要になります。
□空き家を維持する以外の選択肢
上記のように、空き家を維持するにはいろんな費用がかかります。しかし空き家は維持する以外にいろんな活用法があり、たとえば空き家を売却すれば売却利益を手にすることができ、維持費も管理する手間もいらなくなります。建物を解体して更地にして売却する方法もありますが、解体するにはかなりの費用がかかるため、場合によっては更地の価値より、解体費用のほうが高くなることもあるので注意しましょう。
更地にしたあと、別の建物を建てて新規事業や飲食店などの商売を始めたり、トランクルームを設置することも可能です。このほか、空き家をリフォームして賃貸物件として貸し出したり、カフェなどに改装して営業することもできます。
□まとめ
空き家を維持するには、固定資産税や都市計画税・電気、水道代・万が一に備えての火災保険や地震保険の費用がかかります。空き家は維持するほかに売却したり更地にしたり、リフォームして賃貸物件として貸し出すこともでき、更地にしたあと別の建物を建てて新たに商売を始めたり、トランクルームなどを設置することも可能です。また立地がよければ空き家を改造して、カフェなどを営業することも可能ですので上記を参考に空き家の活用方法を考えてみてはいかがでしょうか?
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