空き家にも需要がある?今注目されている空き家の再生について解説します
近年日本では放置される空き家が増えて、大きな社会問題になってきてます。空き家はそのまま管理すると維持費がかかり、定期的に手を入れる必要があるのでかなり手間がかかりますが、空き家にも需要があるので、空き家を埋もれさせることなく上手に再生させれば、利益を生み出すことができます。そこで今回は空き家を再生させる方法について解説していきます。
□空き家問題とは
近年、ニュースでもよく取り上げられる空き家問題とは何でしょうか。全国の空き家は年々増加しており、実に全住宅のうち14%が空き家となっています。戸数にすると、約850万軒が空き家になっている計算です。
空き家があると近隣の景観を損ねる上に、不審者が出入りしやすくなり放火される危険もありますよね。また長年放置された空き家は老朽化により、倒壊する危険もあり、放火や倒壊は近隣の住宅を巻き込む恐れもあるので、見過ごすことのできない問題なのです。
空き家が増えるのは、実家に住む両親が亡くなって住む人がいなくなったり、その家に住んでいた高齢者が高齢者施設や、子供の家に転居して無人になるのが原因で、このような事情により、住む人がいなくなった家を放置するために空き家問題が起こります。また、場合によっては自分の持ち家を放置しているケースもありますが、更地にしないで家を残して放置している理由は、更地にすると固定資産税が高くなってしまうため家を残したほうが、税金が安くなるのでみんなが放置するわけです。このように、空き家が増えるのは現行法にも問題があることもお分かりいただけるかもしれません。
□空き家再生の可能性
立地がよければ、空き家を再生させることは十分可能です。古い空き家はそのままでは借り手がつきませんが、リフォームすれば見違えるようにきれいになり、借り手がつきやすくなるので、空き家をリフォームして賃貸物件として貸し出すのも一つの手です。
賃貸物件として貸し出せば空き家として放置しなくて済みますし、家賃収入も入ります。また空き家の管理も必要なくなり維持費もかからなくなるため、思い出の詰まった実家をリフォームして売却するよりかは、賃貸にすることで思い出の詰まった実家を手放さずに済むのでおすすめです。
□まとめ
空き家問題は両親が亡くなったり、高齢になった両親が高齢者施設に入ったり子供と同居するため、住む人がいなくなった家が長期間放置されるために起こります。長年放置された空き家は老朽化して倒壊しやすくなり、不審者が出入りしたり近隣の景観を損ねる原因になりますので注意するようにしてください。リフォームして貸し出せば家賃収入が得られる上に、実家を手放さずに済むのでおすすめです。
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