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空き家の問題でお困りですか?抵当権について解説します!


近年空き家が増えていることは、大きな社会問題になっています。
突然実家を相続することになった結果、空き家が放置されることも多々あります。
つまり、空き家問題は誰にでも起こりえます。

ところで、空き家に抵当権がつく場合があるのをご存じでしょうか。
この記事では、抵当権と空き家の抵当権問題について解説します。

□抵当権についてご紹介

抵当権とは、家を建てるために住宅ローンを借りた場合、銀行が設定する権利のことです。
「抵当権」は「担保」という言葉にも置き換えられます。
住宅ローンを返済できなくなった場合に、この権利によって銀行は家を差し押さえられます。

この権利をつけると、ローンを完済するまで抵当権が設定されることを押さえておきましょう。
抵当権がついた住宅ローンを「有担保ローン」と呼び、抵当権がないローンは「無担保ローン」と呼ばれます。

□空き家と抵当権問題をご紹介

親が亡くなって実家を継いだ場合、その家に抵当権が設定されていることもあります。
このことは相続には何も影響を与えないため、親から子へと普通に相続されます。

空き家を相続すると、その空き家を維持するか売却するか選択することになりますよね。
空き家をそのまま維持するなら、何も問題ありません。
しかし、抵当権があると売却できないことを押さえておきましょう。

抵当権のついた空き家を売却するには、まず抵当権を抹消する必要があります。
そのために、まず抵当権者の同意を得ましょう。
もし同意してもらえなければ、訴訟することになります。
また抵当権者と連絡が取れなければ、休眠抵当権抹消のための手続きが必要です。

このように、抵当権のついた空き家を売却するには、面倒な手続きをする必要があります。
抵当権者の同意が得られなければ手続きが困難であるため、空き家がそのまま放置されてしまうケースもあると覚えておきましょう。

空き家問題は年々深刻となっていますが、その裏にはこういった事情によって、放置せざるを得ないケースも混ざっています。
空き家の抵当権をそのままにしておくと、自分の死後引き継いだ子供が苦労します。
そのため、なるべく早く解消しておきたいものです。

□まとめ

家の抵当権は、住宅ローンを借りるために家を担保として借りた場合、銀行が設定する権利のことです。
住宅ローンの返済が滞ると、銀行は抵当権を行使して家を差し押さえます。
そのため、この権利がついている家を売却したい場合は、抵当権抹消手続きを取る必要があります。

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