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知っておこう!空き家を賃貸活用する場合の注意点とは?


近年空き家の放置が増えて、社会問題となっています。また、空き家を長期間放置すると、特定空き家に指定されるなどの問題もあります。空き家は賃貸活用するのがおすすめですが、空き家を賃貸にするとどんなメリットがあるのでしょうか。また、注意点があれば知っておきたいものです。空き家の賃貸活用について調べてみました。

□空き家を賃貸にするメリット

空き家を賃貸にすると、家を手放さなくて済む上に、空き家の管理をする必要がなくなります。今は空き家で管理などの手間を面倒に感じても、将来自分や子供が住む可能性もあります。また、空き家は多くの場合自分の実家だった家ですから、売却するには忍びないということもあるでしょう。

空き家を賃貸にすればこれらの問題が解決する上に、安定した家賃収入が確保できるのです。つまり、家を残しながら管理の手間がかからず、家賃収入が得られるというわけです。賃貸戸建ては需要があるので、借りたい人は多いでしょう。

しかし、空き家を賃貸にするのはメリットばかりではありません。家の設備が壊れれば、貸主が費用を負担して修理することになります。

たとえば、給湯器が壊れたとか、雨どいが破損したといった場合は、ただちに修繕しなければならないのです。また、入居者がいない期間は自分で管理する必要があります。

□家を貸すと事業用ローンになる

空き家を賃貸にするといろんなメリットがありますが、住宅ローンの残債がある場合は要注意です。住宅ローンは、自宅を購入するためのローンなので、ローンを組んだ人がその家に住まなければなりません。そのため、空き家を賃貸にするなら、事業用ローンに変更する必要があります。

事業用ローンは住宅ローンより金利が高いので、その分負担が増えることになります。それでも、賃貸すれば家賃収入が入るので、空き家のまま放置して住宅ローンを払い続けるよりずっとメリットがあります。ちなみに、賃貸で貸すには「普通借家契約」と「定期借家契約」があります。

普通借家契約は期間の定めのない賃貸契約ですから、10年も20年も借り続ける人もいるかもしれません。そのため、将来自分が住むつもりなら、期間限定で貸す定期借家契約にするほうがいいでしょう。

□まとめ

空き家はそのまま放置するといろいろ問題があります。そこで、賃貸戸建てとして貸すことをおすすめします。賃貸にすれば家を手放さなくて済む上に、管理の手間がかからず家賃収入も入ります。また、将来自分や子供が住む場合も、直前まで家賃収入を得ながら家を残すことができます。

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