空き家の活用方法を知ろう!空き家を活かせる制度について解説します!
現在、日本中に空き家が増えて社会問題となっています。
空き家が増える原因の1つに、突然空き家を相続することになり、どう扱ったら良いかわからない人が多いことが挙げられます。
空き家は、活用すれば多くの使い道があります。
そこで今回は、空き家の活用方法について解説しましょう。
□空き家とは何か
空き家の定義は何でしょうか。
現在、日本全国にある空き家は約900万戸前後と言われています。
これは、10軒に1軒以上の割合になるので、かなりの数に感じますよね。
ただし、ここで挙げられた戸数はすべてが本当の空き家ではありません。
というのも、別荘や賃貸用住宅で借り手がなく空き家になっている家や、売却する予定でまだ買い手が見つからない家も含まれているからです。
通常、空き家と呼ばれるのは、こういった理由がなく長期間人が住んでいない家です。
空き家が困る理由は、長期間放置されたことによって、さまざまな問題が発生するからであると押さえておきましょう。
例えば、放置することによって家が崩壊したり、不審者の侵入で治安が悪化したりします。
また、空き家は放火や不法投棄をされやすく、害虫が繁殖することもあるため、いろんな面で近隣住民に迷惑をかけてしまいます。
□空き家の活用支援制度をご紹介
現在、神奈川県茅ヶ崎市、藤沢市、広島県安芸太田町、岐阜県、京都府丹波篠山市、兵庫県川西市など、多くの自治体が空き家の活用を支援する制度を設けています。
空き家の増加は地域の活性化を損ねる恐れがあるため、各自治体で空き家を減らす努力をしています。
兵庫県では、空き家の活用を促進するため、空き家活用支援事業を行っているためご紹介しましょう。
兵庫県で若者や子育て世代がこの事業を利用すると、住宅ローンの金利が安くなるといったメリットがあります。
また、空き家を住宅や事業所に使う目的で改修すると、改修工事費の一部を補助してもらえます。
兵庫県が定める対象地域にある空き家は、すべてがこの制度の対象です。
しかし対象となる物件は、6カ月以上空き家であることや、築20年以上経過した物件であることといったいくつかの条件をクリアする必要があることに注意しましょう。
この事業の募集期間は、令和2年4月20日から12月28日までです。
□まとめ
現在、日本各地に約900万戸の空き家があり、大きな社会問題になっています。
この中のすべてが問題となる空き家ではありませんが、かなりの数の空き家が近隣住民に迷惑を及ぼしています。
この状況を打開しようと、各自治体で空き家の活用支援制度設けて、空き家を減らす努力をしています。
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