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空き家を手放したいという方へ!売却することによるメリットなどをご紹介します


突然相続することになった実家を持て余し、空き家のまま放置するケースが増えています。空き家は解体して売却するのも1つの方法ですが、実家を手放すとなるとためらう人も多いようです。最善の方法を模索しているうちに年月がたち、いつのまにか空き家が老朽化して、倒壊寸前というケースも少なくありません。そこで今回は空き家を有効活用するために、売却した場合のメリットをご紹介します。

□空き家を売却するメリット

空き家を売却すると、維持費がかからなくなります。空き家を所有していると固定資産税や都市計画税がかかり、定期的に空き家を訪れて掃除をしなければならないため、電気や水道も通しておく必要があります。このように、空き家を所有していると管理の手間がかかるだけでなく、維持費もかかります。

しかし空き家を売却すれば、維持費も管理の手間も必要なくなるので一挙両得といえ、まとまったお金も入ってきます。ただ空き家は実家であることが多いので、空き家を売却するとお金が入るかわりに、思い出の詰まった家を手放すことになります。そのため、空き家の売却に踏み切れない人も多いのですが、売却してしまえば、管理する手間も余計な税金を払う必要もなくなるので、よく考えた上で売却するようにしましょう。

□空き家を売却する時期

空き家を売却すると、売却益に対して所得税と住民税がかかります。所得税と住民税は空き家を所有してから5年以内が一番高く、5年、10年とたつにつれて税率が下がるため、10年以上たってから売却するほうが有利になることが多いです。

しかし特例措置を受けると、空き家になった日から3年目の12月31日までに売却すれば、売却益から3千万円まで税金が控除されます。また、空き家になって10年以上たってから売却しても税率が軽減されますが、空き家を売却する時期は、空き家になって3年以内が一番おすすめです。

3年以内に売却しないと税率の点で不利益となるばかりでなく、古い空き家を抱えたままではトラブルの元にもなりかねません。また、年数がたてば家の資産価値が下がるので、なるべく早めに売却しましょう。空き家の売却は、いろんな思い入れがあってなかなか踏み切れない人も多いのですが、売却すればお金が入り煩わしさからも解放されます。

□まとめ

空き家を売却すると、固定資産税や都市計画税、電気水道料金などの維持費がかからなくなり、売却すれば管理する手間もかからないため、売却益をまるまる手にすることができます。空き家を売却するなら、空き家の特別措置が受けられる3年以内がおすすめですので空き家を売却する際は上記内容を参考にしてみてください。

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