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空き家を相続した方へ!空き家のリフォームにかかる費用とは?


空き家を相続するといろいろと面倒ですが、空き家はそのまま放置するより、リフォームして管理したほうがいい場合があります。
では、空き家をリフォームするメリットとは何でしょうか。
また、空き家をリフォームするには、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。
ここでは、空き家のリフォームについて考えてみましょう。

□空き家をリフォームするメリット

家は人が住まなくなると傷みやすくなるので、空き家を放置したままだと年々資産価値が下がっていきます。
空き家は窓もドアも締め切ったままなので、湿気がこもるため老朽化が進みやすいのですが、リフォームして傷んだ箇所を修繕すれば家の資産価値が上がるでしょう。
空き家を放置すると倒壊するおそれもありますが、リフォームして家を強化すればその心配もなくなります。

また、傷みが激しく老朽化が進んだ家は、外から見てもすぐ空き家だとわかるため、不審者が出入りするなど犯罪のリスクも高まります。
リフォームして外観を一新すれば、空き家だとはわからないので、不審者の出入りもなくなるでしょう。
さらに、空き家をリフォームすると、賃貸物件として貸し出すこともできます。
このように、空き家をリフォームすると、さまざまなメリットがあります。

□空き家のリフォームにかかる費用相場

空き家をどこまでリフォームするかによって総費用が変わりますが、場所別の費用相場は以下のとおりです。

・キッチン 100万から150万円
・浴室  100万から120万円
・洗面  20万から30万円
・トイレ  30万から40万円
・リビング 100万から150万円
・ダイニング 60万から90万円
・フローリング・床 60万から90万円
・屋根 50万から100万円
・外壁 90万から120万円
・耐震 50万から250万円

空き家をリフォームする場合は、キッチンや浴室、トイレなどの水回りは外せません。
家が古くなると、まず水回りの不具合が目立つようになり、資産価値にも影響します。
リビングやダイニング、フローリングなどのリフォームは、資金に余裕があれば行いましょう。

屋根や外壁、耐震などは、その空き家をどう活用したいかによって、リフォームするかどうかが変わってきます。
リフォームして賃貸するのであれば、外観も大切ですから屋根や外壁も手入れしたほうがいいでしょう。
また、将来自分や子供が住む予定なら、耐震補強もやっておくといいかもしれません。

□まとめ

空き家をリフォームすると、老朽化を防ぎ倒壊の危険も避けられます。
外観もリフォームすれば、空き家だとはわからないので、不審者の出入りもなくなります。
リフォームはどこまでやるかによって費用が変わるので、空き家をどう活用するかを先に決めることが大切です。

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